yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その9 vs七段【右四間飛車対三間飛車】

自戦記の9回目になります。お相手は七段の方で、こちら後手番。お相手の三間飛車に、こちらが右四間飛車で応じる1局となりました。まずは棋譜から見ていきます。

 

まで、76手で勝つことが出来ました。以下で簡単に振り返ります。なお、いつも通り検討には水匠4を使用しています。

22手目△3一金までは、お馴染みといって良い駒組みだと思います。お相手は美濃囲いに、こちらはエルモ囲いに囲いました。23手目▲7五歩が個人的には嫌な手です。石田流を目指す1手で、こちらの桂馬が使いにくくなります。実際、これをやられたときの勝率はあまりよくありませんでした。困り果てて水匠4に教えを乞うたときに出てきたのが次の24手目△6三金で、狙いは7四歩同歩同金と、金の力で相手の捌きを封じることです。本譜もそれを目指しました。

…とか言いつつ28手目に△8二飛と回ってます。これはもし△7四歩▲同歩△同金と進めると、▲9五角(参考図)とされて困るなあと思ったので、ひとまず飛車を回っておいたんですね。ただよく見ると、これは△7二飛と寄っておいて問題なさそうですね^^;

※僕が使っているshogipicというアプリでは、先後を逆にすることが出来ません。なので↓の図では符合や先後がおかしなことになっていますが、ご了承ください。

(参考図は▲1五(9五)角まで)

30手目。飛車を回ったので狙いの△7四歩を決行。こちらとしてはこの金が遊んだら目も当てられないので、34手目△7五金と出ますが、▲7六歩と打たれあっさり退散。しかしこれで桂馬が跳ねられるようになったので、△7三桂と活用していきます。

39手目▲8六角。これがやや疑問手だったようで、▲6五歩と角を捌きに行った方が良かったようです。▲8六角で評価値は450点ほどこちらに振れました。というのも、△6五歩と突かれた時に同歩と取れないからです(飛車がタダやん状態)。また、▲7七角と戻るのは△8五桂があります。▲7七桂としますが、△6六歩と取り込みます。マッチングした時は「七段…(察し)」と絶望してましたが、この手で「これワンチャンあるのでは」と淡い期待を抱きました。

44手目△8四歩。桂馬を跳ねたことでお相手の角が狭いので、角を狙った手です。▲同歩に△8五歩。角金交換となって、互いに桂頭を攻めます。54手目は△8八とと相当迷いましたが、飛車は角で取った方が良いかなあと思ったので、思い切って△6七歩成としました。

少し進んで63手目。ここまでは駒得やと金の働きの差などから、こちらが優勢です。ただ、1つ嫌な手がありました。それがこの▲2六桂と、控えて桂馬を打つ手です。

 

(図は63手目▲8四(2六)桂まで)

次の▲3四桂が怖いですが、△4九と、▲3四桂に△6六角と出る手が詰めろになります。そのときに自玉が詰むかどうかですが、詰まないと判断して4九とと攻めました。

さらに進んで69手目▲1八玉。早逃げの1手ですが、ここでお相手に詰みが生じていました。珍しく余っていた時間を使って読み、無事に詰ますことが出来ました。

 

今回はここまでになります。三間飛車から▲7五歩と伸ばされた時は、金で押さえ込みに行くと良いようです。何かの参考になれば嬉しいです(^^)

 

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