yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その4 vs二段【角交換振り飛車】

自戦記の4回目となります。今回は過去3回と異なり、中盤でお相手が投了する一局となりました。終盤の攻め合いはありませんが、中盤の考え方を少しご紹介できればと思い、記事を書く運びとなりました。

 

戦型は角交換振り飛車の対抗形で、お相手は矢倉に囲いました。中盤でお相手にスキが生じ、そこを突いて無事勝利することが出来ました。レートはこちらが2069、お相手が1815でした。

 

まずは、いつも通り棋譜からみていきます。こちら後手番です。

 

以上64手目にて、先手の投了となりました。本局は終盤の叩き合いになりませんでしたので、地味な1局となりました笑 続いて1局の流れを見ていきます。

 

10手目にこちらから角を交換し、飛車を2筋に回りました。ここ以前は4筋に回ってから2筋に回っていた(KKS)のですが、どうにも勝率が良くないので、最近は最初かrら2筋に振るようになりました。その後こちらは美濃に囲い、お相手も玉を固めていきます。

 

岐路になったのは25手目、お相手の5六角です。筋違い角対策でもやりましたが、相手が角を打ってくれたので、こちらは無理に動かず、ゆっくりした展開を目指そうと思いました。そこで一旦3七銀と引き、高美濃→銀冠を目指します。お相手は矢倉を組んでいきます。

 

お相手の45手目8七玉は違和感のある手で、天守閣美濃以外だとあまり見ない位置に玉を上がりました。こちらは銀冠に囲いますが、これといった仕掛けも見当たらなかったので、ゆっくり手待ちの方針です。47手目、49手目、51手目も違和感のある手で、「たぶん、お相手も手待ちの姿勢なんだろうな。ただ、指し手に困ってる感じがするな」と思っていました。

 

果たして53手目、お相手7八金で角打ちの隙が生じました。54手目4八角と打ち込みます。この角打ちで、水匠4の評価値はこちらに750点ほど触れていました。お相手は桂馬を跳ね、金を寄って馬に働きかけますが、こちらの方針はあくまでゆっくり指す、です。64手目5五馬で、どうやってもお相手の桂馬が助からず、ここでお相手の投了となりました。投了図で、評価値は1400点ほどこちらに触れていました。

 

今回は以上になります。なんとも地味で、仮にもレートが上の人間が手待ちをするという、見方によってはあまり良い印象を持たれない1局だったかと思います。ただ、これといった仕掛けがないときは、形を崩さずに手待ちをし、相手の隙を伺うというのも、何かの参考になればと記事にしてみました。あとはまぁ、負けるとレートごっそり持って行かれますしおすし\(^o^)/

 

最後までお読みいただきありがとうございました!