yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

【副業】クラウドワークスにおいて、避けるべきライティング案件3選【搾取ダメ絶対】

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今回は、副業サイトとして有名なクラウドワークスのライティング案件において、”こういうのは避けた方がいいな”と思われるタイプの案件を紹介します。僕自身もクラウドワークスを1年ほど利用しておりまして、月1~2本ほどのライティング案件をこなしています。累計でいうと20~30本程度ですね。そんな僕自身の経験も踏まえて、応募しない方が良い案件を3つほど紹介します。

今回の流れは以下の通りです。

1.そもそもクラウドワークスとは

2.避けるべきライティング案件

順に見ていきましょう。

 

 

 

1.そもそもクラウドワークスとは

ウィキペディアには、次のように記述されています。

株式会社クラウドワークス (CrowdWorks, Inc.) は、同名の総合型クラウドソーシングサイトを運営している企業。オンライン上で、在宅ワーカーと仕事発注者のマッチング、業務の遂行、報酬の支払いまでを一括で行うサービスを提供している。

在宅にいながら仕事が出来、報酬が貰える。手軽に副業をしたい人はもちろん、コロナ禍の今ですから、全体的に需要は高まっていると言えるのではないでしょうか。

仕事の種類も多岐にわたり、今回取り上げるライティング以外にも、デザインやアプリ開発、簡単なアンケートへの回答などなど、非常に多くの仕事があります(2021年11月21日時点で、求人総数8793件)。

 

2.避けるべきライティング案件

ライティングの仕事は、文字通り文章を書き、それに対して報酬を貰う仕事です。多くの場合、文字単価がいくらか決められていて、書いた字数に応じて報酬が支払われます。求人総数は現時点で2470件。特徴としては、特別なスキルが無い人でも始めやすいことが挙げられます。前述のアプリ開発などは素人にはとても無理でしょうが、文章を書く仕事ならば、別にプロである必要はありません。現に、僕も文章のプロでも何でもありません。

このように敷居の低さがウリではあるのですが、気軽に始めると、少々悪質な案件にひっかかる恐れがあります。具体的にどんな案件なのか、見ていきましょう。

(1)文字単価0.1円以下の案件

始めたばかりのうちは特に、このタイプの案件に応募しがちです。というのもこの手の案件は決まって”初心者歓迎”などと書かれていて、いかにも敷居が低そうだからです。しかし、この手の案件は避けるべきです。理由は簡単で、安すぎるからです。ライティング案件自体が全体的に低めの報酬額になってはいますが、それでもせめて文字単価0.2円や0.3円くらいから始めるべきです。

中には”報酬は安いですが、その分しっかり添削します”などと書かれている案件もあります。しかし考えてみてください。発注者からすれば、寧ろ支払う金額が多いほど、しっかり添削しようとするのではないでしょうか。「がっつり添削するから報酬は少ないよごめんね笑)」という論法は通用しません。

ついでに、少しツッコミを入れると、この手の案件では”ライティングを学びながらスキルを身に付けませんか?”という誘い文句も目にします。しかし、ライティングを学ぶことと、スキルを身に付けることは同じ意味ですよね。並列の使い方も分からない人にちゃんと添削が出来るのか、そしてそんな案件でスキルが身に付くのか、大いに疑問です。

 

(2)20記事1000円など、大量の記事を安価で書かせる案件

これは(1)以上にタチが悪いと思います。完全な搾取です。”1記事2000文字で50円、20記事で1000円”というのが典型例ですが、このようなぶっ飛んだ案件は絶対手を出してはいけません。以下、この手の案件の紹介文によく出てくるフレーズをまとめておきます。搾取案件の見極めにお役立てください。

・記事を書いた本人が1番役に立ったと実感してもらうことを心がけています。

・一石5鳥かそれ以上を本気で目指しています。

・厳しさ0を目指しています。

・お金をもらいながらライティングスクールに通う気持ちでいると、技術がすぐ身に付くと思います。

win-winな関係を築いていきたいと思っています。

他にもありますが、きりがないのでこの辺りで。当然、これらの文句と完全に一致しない場合ももちろんあります。例えば、win-winな関係ではなく”互いにとってプラスになる関係”という表現を使っている案件もあります。いずれにせよ、いかにも耳障りの良い言葉が並んでいますよね。言い換えれば、胡散臭さが爆発しています。

まず、(典型例にある)1記事50円という安さ。2000文字で50円ですから、文字単価0.025円という、いっそ清々しいまでの安さです。加えて、20記事作成しないといけません。リサーチ込みで、たぶん今の僕がやったら1か月半ほどかかるでしょう。この手の案件は期間が約2か月なので、結構きついと思います。で、繰り返しますが対価は1記事50円。悲惨すぎます。

この手の案件も丁寧な添削をウリにしているのですが、先に述べたように、文字単価問わず添削はしっかりされます。第一、ライティングを学びたいなら、こんな訳の分からない案件に取り組むのではなく、図書館でライティングの本でも借りて読んだほうが良いです。

「こんな案件に応募する人が居る訳ないじゃないか」と思うかもしれませんが、実際応募があるのです。というか、応募があるからこういった案件がなくならないのです。普通に3、4人くらいの方が応募してる案件もあります。

(3)テストライティングと本契約の報酬に差がありすぎる案件

テストライティングというのは、いうなればお試しの記事作成のこと。合格すれば本契約で、不合格ならテストライティングの報酬が支払われて終了となります。テストライティング自体は、クライアントの本気度の表れともいえるので良いのですが、問題は、テストと本契約の報酬に著しい差がある場合です。例えばこういう案件があります。

・文字単価1.8円

・文字数2500文字以上

・テストライティングのみ100円(!!)

これ、テストライティングに限ると文字単価0.04円なんですよね。本採用されれば最高ですが、たぶんされないだろうと思います。僕自身は応募したことないので、あくまで予想ですが。

このように、本採用とテストの開きが大きすぎる案件は避けるのが無難です。ちなみに僕が今継続契約している案件は、テストが文字単価0.5円、本採用で0.6円(昇給あり)でした。

なお、テストライティングの注意点に関しては、こちらにも詳しく載っていますのでリンクを張っておきます。

pirosengen.com

 

おわりに

以上、避けるべきライティング案件を3つほど紹介させて頂きました。ライティング自体は気軽に始められる副業ですし、ライティングで身に付けたスキルは、ブログにも生きてきます。しかし、あまりよろしくない案件も一定数存在するというのが実情です。今回の記事が、少しでもお役に立てればとても嬉しいです。お読みいただき、ありがとうございました!