yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

【棋書紹介】詰将棋の達人【有段者向け?】

 先日購入したこちらの詰将棋本を、毎日5問ほど解いています。

本書は1ページに問題が1問あり、ページをめくると解答と解説がついています。問題数は全部で200問で、最短手数で7手、最長手数で13手の問題が収録されています。ヒントの他に、「5分で〇級」などの棋力の目安も書かれているのが特徴です。なお、ヒントの中には、”ヒント:易しい9手詰め”とのみ書かれてあって、「ヒントとはいったい…」と突っ込みたくなるものもあります←

 

僕は現在、7手詰を解き終わって9手詰に入っているわけですが、ここまでの感想としては、明らかに有段者向けの棋書だろうと思います。理由は以下の通り。

①シンプルに手数が長い。個人的に、ウォーズやクエストの初段を目指すなら5手詰がちゃんと解ければ問題ないと思う。ゆえに本書は有段者向けと感じる。

②ぱっと見て、詰みのイメージが湧きにくい問題が目立つ。大駒を捨てれば解決する問題でも、ちょっと見えにくい捨て方をするという印象。

③ぱっと見て詰みそうだなと感じる問題も、やってみると意外と詰まない。「この形になれば詰みそう」と思っても、やってみると、意外とその形に持って行けない。で、「あれ、おかしいな」となる。

ということで、僕の感覚では本書は二段以上の方向けかなと思いました。もちろんその分、解いていけばちゃんと力は付くと思います。やっぱり読みの量や質は、持ち時間の少ないアマの将棋では特に大切かなと思うので。ハンドブックシリーズや、高橋道雄先生の問題集より明らかに難易度は高いので、これらの本が物足りなくなった方は、ぜひ本書に挑戦してみてください(^^)