yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

奇襲対策 パックマンにお困りの方へ

奇襲対策の3回目。今回はパックマン戦法を取り上げます。名前を聞くとなかなかにコミカルな印象を受けますが、奇襲というだけあって、対応を間違えると悲惨なことになります。また、序盤から大駒が乱れ飛ぶので神経を使う展開になりやすい、と言えるかもしれ…

【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その7 vs二段【対パックマン】

自戦記の7回目になります。今回はお相手(レート1714の二段)がパックマンと言う奇襲戦法を使ってきました。少しレート差のある対局で、手数も短めでしたが、奇襲対策という意味も込めて今回記事にしてみました。 いつも通り、まずは棋譜から見ていきます。 2…

【遅まきながら】累計アクセスが1000を突破しました【亀の歩み】

タイトル通り、昨日、このブログのアクセスが累計1000を超えました。 最初の記事を投稿したのが9月で、これまでに27本の記事を投稿してきました(プライバシーポリシーなどは除く)。将棋と言う決してメジャーではないテーマですが、読んでくださっている方々…

実戦次の一手 第11問

右四間飛車対三間飛車の1局から。 局面は終盤戦で、既にこちらが勝勢です。ゆっくり指しても十分勝てそうですが、ここは速い攻めが複数あります。例えば▲3五角と打ち、7一に狙いをつけるのも良いですし、▲6二香と打ち、△同金に▲7一角と打っても問題なく勝て…

【将棋】免状授与式の話

先日、藤井三冠の四段時代の揮毫入り駒箱の話をしました。 yamasan-blog-life.hatenablog.com あれは免状取得の記念に頂いたものですが、免状取得に際しては、様々な記念品や記念イベントがあります。今回紹介する免状授与式も、その1つです。 これは2019年…

実戦次の一手 第10問

クエストの実戦から。お相手のレートは1835(二段)。角交換四間飛車に構えましたが、お相手が8筋から角交換してきたため、8筋に土下座の歩を打っています。 今、6筋からの突破を試みる先手に対し、後手が強く金を上がって受けに来たところ。初手は飛車を助け…

奇襲対策 嬉野流にお困りの方へ

奇襲対策の第2弾です。今回は嬉野流を取り上げます。鳥刺しと呼ばれる攻めと、初手6八銀、3手目7九角という独特な出だしが特徴ですね。今回も本間先生の著書をベースに、水匠4による検討を加え、嬉野流対策を見ていきたいと思います。 (function(b,c,f,g,a,d…

実戦次の一手 第9問

ウォーズの実戦から。 相振り飛車の将棋で、先手の▲5六角に、後手が△7五角と切り返したところ。いろいろな手が見えるところですが、ここで間違えると形勢を損ねます。水匠4によれば、この局面は先手が350~400弱ほど良いようですが、この有利を維持できる手…

実戦次の一手 第8問

僕の実戦から。 右玉対矢倉模様の将棋。図は終盤も終盤、詰ますか詰まされるかの局面です。今僕が▲3三銀とし、△2一玉と引いたところ。お互いに危ない形をしています。攻めるべきでしょうか、受けるべきでしょうか。 〇正解〇 ▲6二龍 自玉は次に△6八成香とさ…

【思い出の品】藤井聡太三冠の四段時代の揮毫入り駒箱

久々の2日連続投稿。 今回は、自分にとっての思い出の品をご紹介したいと思います。 それがこちら、藤井聡太三冠の、四段時代の揮毫が入った駒箱です。ちょっと映りが悪いかもしれないです ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。これは、2017年11月1日…

【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その6 vs二段【右四間飛車】

6回目の自戦記になります。今回はこちら後手番で、お相手が▲6六歩と角道を止めてきたので、僕は右四間飛車を採用しました。お相手からの玉頭攻めなど難しい局面もありましたが、最後は端攻めが功を奏して勝つことが出来ました。 レートはこちらが2050、お相…

実戦次の一手 第7問

ウォーズの実戦からの出題です。 お相手は二段の方で、相振り飛車になりました。 今、お相手が△8四銀と飛車をいじめにきたところ。駒得のこちらが優勢ではありますが、飛車を持たれると相手の攻めも速くなりそうです。飛車を逃げますか?それとも他の手を指…

級位者の方が将棋アマチュア初段になるためにやるべきこと 終盤編

今回は終盤について話をしていきます。 終盤はまさに斬るか斬られるかの段階で、1手のミスで形勢が大きくひっくり返ることも多いです。また、自玉も攻められている場合は、攻めるか守るかの判断もしなければならず、踏み込んだ結果反撃を食らってしまったり…

実戦次の一手 第6問

ウォーズの実戦から。お相手は初段の方で、右四間飛車対石田流の将棋になりました。 図はその中盤戦。▲7六銀から▲7七桂と活用しても良いですが、僕は飛車が成りこめないかと考えていました。もし飛車が成れれば、相手からすれば玉が4筋に居るので相当厳しい…

実戦次の一手 第5問

僕のウォーズの実戦から。お相手は二段で、相振り飛車となりました。 今、先手が▲2二角成と角交換し、△同金と応じた局面。ひと目角打ちが見えますが、後手からも切り返しがありそうです。角を打っても大丈夫でしょうか。5手ほど読んでみてください。 〇正解…