yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その1 vs六段【三間飛車vs居飛車銀冠】

やまさんと申します。将棋に関するブログを書き始めて1週間ほど立ちました。今日から、自分自身の勉強もかねて、対局の記録を残しておこうと思います!対局に関する記事は今回初めてとなります。だいぶ不安でしたが、調べるととても素晴らしい記事を書いている方々がいて、その方たちの記事を参考に書かせて頂きました(^^)

 

僕は将棋ウォーズ三段、クエスト四段、81dojo四段、将棋倶楽部24で二段です。その中でも気に入っているのはクエストと81dojoで、今回はクエストの対局を振り返ろうと思います。逆にウォーズと24はずいぶんご無沙汰です…。

 

今回の相手は六段(レート2252)、こちらのレートは2016です。まずは棋譜からみていきましょう。

 

 

以上81手で先手(僕)の勝利となりました。6六銀型からの攻めが功を奏した展開となりました。以下で簡単に振り返っていきます。

 

序盤は定跡書にも載っているような出だしです。ちなみに7手目で6六歩としておかないと、7七角成から8六歩で飛車先を突破されてしまいます。また、13手目の3八銀は3八玉でも良いですが、相手が5四歩と突かずに穴熊に囲ったときはトマホークで行く予定でした。その際は玉は4八に居た方が反動を食らいにくいので、3八銀と上がりました。5四歩と突いたのを見て3九玉と入ります。

 

34手目までで、こちらは高美濃囲い、相手は銀冠としっかり囲いを完成させます。ここまで相手が7筋と6筋の歩を付いていないので、少し積極的に動いていこうと思いました。先手番ですしね。ということで35手目、6五歩と突きました。狙いは6六銀型を作り、4筋に突撃することです。

 

41手目、機は熟したとみて血気盛んに4五歩とぶつけました。同歩は同桂が両取りです。ここでお相手は8四飛としました。飛車の横利きを通そうという意図だったと思いますが、ここはチャンスだと思いました。8四飛ではなく、4二角と引いてどうだったか。以下4四歩、同銀、4五歩、3三銀(図参照)の進行は、次に相手から8六歩の攻めがあるので8八飛と受ける必要があり、こちらの攻めがひと段落ついてしまう気がします。

 

                (図は3三銀まで)

 

本譜に戻ります。4七手目6四歩は大切な1手で、これで相手の飛車の横利きをとめています。

 

60手目、お相手は6六角と打ちます。これはさすがの1手で、仮に7六歩と取り込んできたら、こちらから6六角と打つと、みんな大好き王手飛車となっていました。内心「7六歩来い!」と呪詛を唱えていたのですが、世の中そう甘くはなかった。敵の打ちたいところに打て、ですね。

                                                     (図は60手目6六角まで)

61手目の4一銀はお馴染みの手ですね。金は守りの要。それを剝がすことを目指した1手です。

 

67手目は7二龍と逃げましたが、若干日和った気がしないでもないです。2三銀、同玉、3一龍の筋が見えましたが、2二銀打と粘られる気がして断念しました。

 

(図は66手目3一銀まで)

 

75手目3二金としてからは比較的分かりやすくなったように思います。79手目の5二角は、玉が3三に逃げれば4一角成とするつもりでした。実戦は5四に逃げたので詰みが生じています。

(投了図は4五銀まで)

以下は5五玉なら5六金、6五玉なら7五龍で詰みです。

 

ふりかえり

割とオーソドックスな対抗系の形から、6六銀型を作って先攻する展開となりました。本局は自玉が安定していたので、攻撃に専念することが出来た点が大きかったと思います。自分の王様も危ないと、自陣にも注意を払わないといけないので、ミスも出やすくなる気がします。

 

以上で今回は終わりになります。お読みくださってありがとうございました!

 

自戦記その2はこちら。

 【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その2 vs6級?【石田流vs右四間飛車】