yamasan-sy’s diary

将棋や資格取得、資産運用などについて、書いていこうと思います。

【将棋クエスト五段を目指して】自戦記その6 vs二段【右四間飛車】

6回目の自戦記になります。今回はこちら後手番で、お相手が▲6六歩と角道を止めてきたので、僕は右四間飛車を採用しました。お相手からの玉頭攻めなど難しい局面もありましたが、最後は端攻めが功を奏して勝つことが出来ました。

 

レートはこちらが2050、お相手は1914でした。棋譜は以下の通りです。

 

お相手の3手目▲6六歩。この歩を突いてくれると、右四間に組むことが出来ます。4手目6二銀から右四間に組んでいきます。お相手は四間飛車に振り、美濃囲いに囲っていきます。22手目△9四歩は相手の角の飛び出しを防ぎつつ、場合によっては9三桂から桂馬の活用を狙う手。

 

37手目まで、お相手は高美濃囲いを、こちらは米長玉を完成させます。これは鈴木肇さんの著書にあった指し方で、曰く四間飛車はカウンター狙いの作戦なので、こちらもしっかり囲ってから攻める”ための米長玉なんだとか。

 

40手目△7二飛は次に7五歩を狙っていて、これも鈴木さんの本に書いてあった攻めですが、7五歩と突く前に41手目▲6五歩と突かれてしまいました。角交換をするか、同歩と取るか迷いましたが、角交換して角を先着するのが急所と判断し、元気よく角交換します。

45手目▲8五桂はちょっと有難い手で、こちらは角を成って、桂馬や飛車をいじめていけば良いと思いました。52手目から60手目までは、飛車vs馬の白熱の追いかけっこをお楽しみください。

千日手も頭に浮かびつつ指していましたが、形勢は悪くないのだから打開しようと考えました。が、それにしても62手目の△7五歩はぬるい手でした。ここは△6五銀と銀を捌きに行っていれば、有利を拡大出来たようです。

一方、65手目▲2五歩からのお相手の攻めは見事で、いろいろなところから攻められて、81手目▲1五歩と端も絡められ、かなり揺さぶられる、嫌な感覚がありました。85手目▲7三歩も対応に困る歩打ちで、同飛は▲5五角で、みんな大好き王手飛車を食らってしまいます。

88手目。局面はAIによると後手勝勢(-1700~1800ほど)なのですが、僕としては先手よりの互角くらいなのではないかと思っていました。何しろどう攻めたら良いか分からない。持ち駒に飛車はありますが、例えば8九辺りに飛車を打って、それで速度勝ち出来るのか怪しい(実際その考えは正しかったようです。仮に88手目△8九飛とすると、評価値が後手勝勢→互角にジェットコースターしていたようです)。

悩みに悩んで打った△1八歩。これは香車を釣り上げてから桂馬を打つ狙いで、△1五歩を▲同香と取って来れば、△1六桂と打つ予定でした(変化図参照。相変わらず先後の反転が出来ないので、符合は気にしないでください笑)

変化図のようになれば、置物と化していた6七のと金も寄せに生きてきそうです。良い具合に挟み撃ちになっています。

(変化図は△1六桂まで)

                       

実戦は△1五歩に▲2五桂と跳ねてきましたが、もうこちらは端しか見てません(笑)。98手目△1七歩成に対して▲3七玉と逃げたのが悪手で、100手目△2八銀で先手の投了となりました。以下、▲4六玉ならば、△6六飛からの詰みが生じています。また▲4八玉としても、△7八飛で後手勝勢です(-3800ほど)。

 

今回はここまでになります。端攻めがうまくなると、攻め幅がぐっと広がると思うので、これからも勉強していきたいですね。

お読みいただき、ありがとうございました^^

 

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